80歳のMさんは、
自宅の階段でつまずいて転倒。
幸い大きな怪我はありませんでしたが、
足腰に不安を感じるようになり、
「これからも住み慣れた家で暮らし続けられるだろうか」
と心配になりました。
そこで地域包括支援センターに相談したところ、
ケアマネジャーを紹介され、
介護保険サービスを利用することになりました。
まず始めたのは訪問介護です。
ヘルパーが週に数回来て、掃除や身の回りの支援をしてくれるようになり、
日常生活の負担が軽くなりました。
さらに、持病の血圧管理のため訪問看護も利用。
看護師が定期的に自宅を訪れ、
健康状態の確認や服薬管理を行ってくれるため、家族も安心です。
また、外出の機会を増やすため、デイサービスにも通い始めました。
入浴や食事だけでなく、
仲間との交流やレクリエーションを楽しみ、
以前より笑顔が増えました。
デイサービスの際に、リハビリを受けたことで、
歩行にも自信が戻ってきました。
娘さんや家族が週末お世話できない時は、
ショートステイを利用することで、本人も家族も
安心して過ごすことができました。
Mさんの事例ではありませんが、介護保険で、
『レスパイト』といって、家族の疲れを癒し、リフレッシュ
する目的で、施設にショートステイすることもできます。
介護は、家族の慢性的な疲労や負担も大きくなることがあるので、
そういった支援の活用もあることを知っておくだけで、
日常の介護疲労も軽くなります。