築35年の戸建住宅を所有する75歳の親。
将来、その家を相続する子の年齢は70歳前後。
そんなケースが珍しくありません。
すると、相続する家は築50年を超える可能性もあります。
高齢になってから古い住宅を相続すると、
建物の修繕や管理が大きな負担になります。
屋根や外壁、水回りの改修には多額の費用が必要となり、
自分で住むにもリフォームが欠かせません。
また、遠方に住んでいる場合は、
空き家管理や草刈り、防犯対策なども課題となります。
さらに、高齢の相続人は新たな住宅ローンを利用しにくく、
売却しようとしても築年数が古いと、
買い手が見つかりにくいことがあります。
その結果、「住まないが手放せない家」
いわゆる負の遺産を抱えることにもなりかねません。
親世代が元気なうちに、
将来その家をどうするのかを家族で話し合い、
リフォーム、売却、住み替えなど、
検討しておくことが大切です。
早めの準備で、将来の相続トラブルや負担の軽減につなげましょう。